ツクルウマレル

日々の小さな気づき

皆さんお世話様です、瀬汰_setaです。

企業勤めをいったん引退して数ヶ月が経ちました。

これまで「やりたい、行きたい」と思っていたけど、勤めることで擦り減ってしまい、やることができなかったことが、できるようになっています!(勤めているときもそれはそれで楽しかったし、偉大な経験をすることができたという感謝はもちろんあるということは附則して)

自分って、こんなに色んなことに興味があったんだなぁ。と、日々再発見しています。

 

そういった、「興味にのっとった行動」の中に、『新・美の巨人たち』https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/list.html を見るという行為があります。

わたしはテレビっ子で、とくにすきな番組はバラエティです。千鳥の相席食堂とか、日曜チャップリンとか見ながらゲラゲラ笑うのが大好きです。

これまでバラエティを見ることに時間をかけてきましたが、こういったジャンル以外の媒体も、見る余裕ができたのは大変喜ばしいことです。『新・美の巨人たち』はそれの最たるもので、『日曜美術館』と併せて。今かなりハマっているテレビ番組です。

 

以前の回で、【柳宗理「バタフライスツール」】https://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/index.html?trgt=20191026 というのがありました。

 

恥ずかしながら、この回を見るまでわたしは柳宗理さんのことを存じ上げなかったのですが、番組の中で説明されていた柳さんの代表作「バタフライスツール」は、60年も前にデザインされた大量生産型のイスにも関わらず、ルーブル美術館に展示されているというのは大層凄いことと思いました。

 

柳さんの回が印象に残ったのは、そのイスがどうこう、というところではなく、柳さんの言葉です。

 

【本当の美は つくり出すものでなく、生まれるもの】。

 

わたしはみょうにその言葉に惹かれています。

柳さんは、いかに美しく機能的なものを作るか、ということを重要視され、売り上げなどについてはとんと無頓着だったと言います。「大量消費を促すデザイン」について、警鐘を鳴らされていたそうです。

 

本当にいいものや美しいものは、無意識から生まれる。

というような感覚は、瀬汰は分かるなぁと感じます。

 

何というか、最近、描くこととお金についてよくよく考え、悩む時間が多かったので、尚更「ふおあぁぁぁぁぁそうですよねぇぇっぇ」って思います。

【考えて】いるときは、【作って】いるからです。

 

 

美しいものを生み出すということは慈善活動なのか・・・?

デザインすること、描くこと、生み出すことを「仕事」とするのはもしや野暮なことなのか・・・?

という気持ちにさえなってきます。

 

 

わたしは、クライアントさんから「こういう用途で使うので、こういう絵をいつまでに描いて欲しい」というような依頼を貰い、作品のサイズや製作の労力にみあうお金を頂戴しています。

 

こんな感じです。

 

大好きな人をお祝いしたい。大切な人へ想いを伝えたい。今この時を形に残したい。

そういった気持ちを受け取り、絵に描き起こすこと、そして出来上がった作品を見た方が、喜んでくれることは本当に喜ばしいことです。

 

これは仕事で行っているので、授受にはお金が動いています。

わたしは、そこになんだか心の疲弊感を感じてしまうのです。

いつも、何度描いても、作っても、「果たしてこの絵が、相手にとっていくらの価値があるのか?」決めることは困難で、伝えることに大きな負担を感じてしまうのです。

 

だからといって、慈善活動にしては労力や時間がかかりすぎていることも分かります。

自分がやると決めたことだから、途中で投げ出すのも違うと思います。

 

 

ただ、柳さんのいう通り、

【無意識】に、

【美しいものをただ生み出す】

ことに没頭できたら、それはなんと、どんなに心地の良いことだろうと思います。

とても憧れますし、そうできたとき、自分がどんな美しいものを生み出すか、楽しみで、ワクワクしてなりません。

 

 

絵を描くことは、自分に何と多くのものを見せ、何と多くのことを教えてくれるのだろうといつも思います。

生きていくこと、生活していくこと、そして絵を描くこと。

これらが良いバランスで成り立つことは、思いの外難しく、そして一生のうちにあまり長くないのかもしれません。

だとしたら、あまり時間も労力も、無駄にしているヒマはなさそうです。

 

 

柳宗理さん、そしてそれを取り扱ってくれたテレビ東京さん、自分がそれを見て・感じたこと、それをアウトプットできる場所をくれた盆栽くんに、

感謝を申し上げ、今日のブログとします。

 

今日もありがとうございました。

 

瀬汰_seta

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