【フォトドローイング】「現実と想像の狭間」

日々の小さな気づき
現実と想像の狭間

彼女は気づくと海にいた。

 

見つめる先には沈んでいく夕日と一匹の龍。

 

三羽の鳥は家路に向かう中、

 

彼女は夢中になっていた。

 

もう気付いた時には遅く

 

満潮になっていて

 

帰り道はない。

 

それでも黄昏の時間だけに現れる

 

現実と想像の狭間に

 

心底惚れていた。

 

影は現実を表し、

 

無影は想像を表す。

 

そしてその狭間はとても美しい。

 

盆栽。

現実と想像の狭間


新潟県の海に黄昏ながら撮った写真に

麦わら帽子の女の子を描きました。

白いワンピースに夕陽のオレンジが写っていて

左手で影を作りながら龍を静かに眺めています。

 

この作品は狭間を意識しました。

黄昏の時間になると目の焦点が合いにくくなり、

現実が歪む感覚になります。

その感覚のままを表現しました。

 

見えるはずのないものが見える、

鳥は現実のものでも龍は想像の中の生き物のはず

という自分の中の固定概念を壊して

素直に見えるものを描きました。

 

そして彼女はこの時間だけ

体が透明になって、向こうの海が見えます。

海面の影は帽子とワンピースだけです。

そんな黄昏のほんの一瞬のものがたり。

 

ナレーションをつけてみました。

YouTubeにアップしています。

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【フォトドローイング】現実と想像の狭間

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