『世界のなかで自分の役割を見つけること』を読んで

日々の小さな気づき

今週の「本・書籍」は

小松美羽さん作『世界のなかで自分の役割を見つけること』

について書きます。

 

小松美羽さんは長野県出身の画家さんです。

彼女が作り出す作品たちは世界へ羽ばたいています。

 

「新・風土記」は出雲大社に奉納され、

「天地の守護獣」はイギリス・大英博物館永久展示

「遺跡の門番」は世界最大のオークションのクリスティーズ出品

 

輝かしい実績を残されています。

その画風は神獣やもののけなどをモチーフに

描かれており、見るものを圧倒します。

彼女の個性は全て作品に反映されていて、

外見からは想像もできない作品たちが彼女の手から

生み出されていきます。

 

私はこの絵を一度見たことがありました。

作者も見ずにその作品だけをみて

一歩後ろに下がってしまったのを覚えています。

理由は吸い込まそうになってしまったからです。

 

彼女が作り出す「見えない世界」の入り口に

立たされた気がしました。

いつも見ている見えない存在たちを

すごくリアルに描かれていて共感というよりは

確認に近い感覚でした。

 

この本の中にはいくつかキーワードが出てきます。

「魂(スピリット)」「差別」「守護獣」

この言葉たちが連続されるほど、熱量が伝わってきます。

 

「画力をあげるんじゃない

魂を込める力をあげるんだ」とおっしゃっていて

絵をみてその気持ちはわかりました。

特に私が好きなのが「四十九日」という作品です。

おじいさんが亡くなったその出来事を描いた作品です。

 

 

絵画をみてコレクターや資産家たちは何を基準に買うか

それは感覚、感性です。

綺麗な線、綺麗な絵が必ずしも売れるわけじゃない。

難しく「考えるよりも感じたまま」が買うか買わないの

基準だということをこの本に教えてもらいました。

 

画家で食べていける人間は氷山の一角のさらに

一角と言われています。

しかし、いくら気持ち悪いや大嫌いと言われても

書き続けることによって

この小さい日本なんかよりも世界に認められる

瞬間が現実にあります。

 

その瞬間をどれだけ待てるか、

そしてその瞬間をしっかり掴めるかが

いかに大事かを教わりました。

 

小松美羽さんは自分の役割は

絵を通じてたくさんの人に大切なことを伝える「係」

と書かれていました。

じゃあ、私はなんの係だろうと考えました。

 

「今」は見つけられませんでした。

世界のなかで自分の役割を見つけるなんて

すごい難しいことです。

 

でも、この先出会う人や出会う出来事と一緒に

見つけていければいいなと思いました。

自分一人はただの「一人」です。

しかし、私の周りには味方がいます。

みんなが守ってくれます。

それは「一人」ではなく

「チーム」や「仲間」になります。

その力が100%を越える時に

新しい世界が開かれるのかなと思いました。

 

見えない世界に興味のある方、

アートってなに?と思っている方、

ぜひ読んでみてください。

 

読み終わった後は火が灯ります。

 

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