真っ白なじじいになっても

日々の小さな気づき

今は某ホテルで働いているのですが、

少し前に10名の団体様が来られました。

みなさん男性で定年を超えていらっしゃるお客様でした。

ゴルフをやられた後で、皆さんは

スコアがどうだ、あの風は厳しかった、

など、悔しながらも愚痴を言いながらも

大賑わいされていました。

その中で一位から最下位まで順位をつけ、

景品まで用意されていました。

そんな中お酒も進み、しわくちゃのトマトみたいになっていくのを

見て思いました。

「楽しそう。」

ただなにも考えず、その言葉だけを思いました。

自分は21歳になって、地元からも離れ、友達とワイワイすることもなくなり、一人でいることが多い中

そんな風景を見ると少し羨ましくなってしまいました。

歯がなくなっても、毛がなくなっても

笑顔はなくならない。

毎朝顔を洗い、仕事に行き、帰ってきて、ビールを飲む

この繰り替えしの毎日のなかで出来たシワ。

シワの分だけ頑張って生きてきてシワの分だけ歯を食いしばって

きたのかなと思いながら見ていました。

 

今とは違う時代で生き、携帯もPCもSNSない時代に

交流を深め、年齢を重ねても集まれる存在は

とても貴重な仲間だと思います。

今はSNSでフルネームを検索をかけるだけで

誰かとは繋がれる時代です。

でも、この方達はゴルフという共通点で、繋がり

電波よりもメールよりもLINEよりも

笑えるツールにしたのだなと感じました。

 

私がもし白い70歳になる49年後の未来は

どうなっているのかは分かりません。

もっと簡単に手軽に繋がれるツールが生み出されているかもしれません。

そこにも笑顔があれば、

それをみた21歳の若造に「楽しそう」と思われる

かもしれません。

 

青かった若者は大きくなって父や母になったりして

やがて、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ばれ灰色に変わって行き

そして最後は白い灰になってしまいます。

そんな真っ白なじじいになっても笑っていたいなと

思った光景でした。

 

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