ジャックと母と豆の木 【後編】

ジャックはその言葉に立ち尽くしました。

せっかく母が喜ぶと思っていたものが無駄だと言われてすごく悲しい気持ちになりました。

でも母の健康に悪いならと

小屋から斧を持ち出し、豆の木を切り始めました。

しかしすごく大きな豆の木なのでなかなか切れません。

仕事をしながら毎日毎日少しずつ懸命に切って行きました。

一方それを仮病の母はコーヒーを片手に見ていました。

もちろん家から出ず、ベッドにゴロゴロしたままです。

豆の木は日に日に少しずつ傾いて来ました。

そしてある時ジャックが思い切り振ったその瞬間木は見事に倒れて行きました。

毎日汗水垂らしてやってきて、とても達成感に満ち溢れていました。

ただその方向は母のいる家の方向でした。

家は全壊し何もかもが下敷きになりました。

しかしそこにはなぜか大量の金が散らばっていました。

そこにあの怪しい男がまたフラッと来て言いました。

「ほら、お母さんは楽になって、君は自由になれただろ」

そのあとジャックは自由な生き方をし裕福に暮らしました。

おわり。

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